心身症に向き合いストレスと戦う|心身KENKO塾

手を差し出す医者

身体に出る症状を疑う

女性

社会へ適応していくためには心身ともに絶妙なバランスで身体の状態を保っていく必要があります。すんなり適応している人は、実に絶妙なバランスによって身体が保たれていることに気づくことはありません。しかし、一度身体や心の調子が崩れてしまうと大きな困難を感じてしまい、仕事や学校生活を送れなくなってしまう人も多いのです。最初は身体の不調を軽く考えてしまう人もいますが、心身症は気づかない内に進行しているので慎重に身体や心は観察していた方が良いです。

心身症とは、心理的ストレスが体調に出てしまう症状のことを指します。頭痛や腹痛、内分泌系の異常などが挙げられます。全ての根本原因に社会的、心理的背景があるなら心身症と診断されることがあるので、この病気はそんな症状を指す総称だといえます。精神疾患のように思考パターンや行動に異常をきたすわけではないので、放置してしまいがちな病気ですが注意したいものです。なぜ放置してしまうのかというと、ストレスを受けて体調が悪くなったとしても、これは一時的なもので、一旦は回復するためです。ストレスの原因となるストレッサーが無くなれば、体調はそのまま回復していくこともあるため、自分が心身症を起こしやすいタイプであることに気づかない人もいます。また、心身ともに強いストレスを感じ続け体調が不良になっているにも関わらず症状に気づかない人もいます。心身症では感情を押し殺して無感情になってしまう症状があるので、症状が強くても我慢できてしまうのです。

人間が感じるストレスというものは人それぞれ違います。過剰なストレスを感じる環境に身をおいても、ストレスに負けてしまう人とそうでない人がいるので、個人差で発症するかしないかが別れてきます。そうなると発症しない人にとっては心身症になっている人が「弱い人」や「怠けている」とみなしてしまうことにもなるのです。精神的な強さが影響していないとはいえませんが、心身症はあくまでも体内の反応ということになるので、詐病とは切り離して考えられるべきです。社会ではうつ病や新型うつなどが発生していることが多くなっており、気分障害ということになると10年前の二倍ほども患者数が増えているといいます。精神科以外の心療内科の分野に関しても同じことがいえます。うつ病は本来心療内科の治療範囲内ではありませんが、うつ病も心身症と同じように心理的なストレスが身体症状として出てくる場合もあります。そのため心療内科ではうつ病の治療も行なうことがあるのです。社会を構成している人は、そういった事情の変化を察知して治療がしやすい様な雰囲気を作っていくべきです。

心と身体、そして身体の中でも臓器はそれぞれの動き方をして身体のバランスを保っています。それぞれ別の動きをしていることもありますが、臓器の不調は繋がっている別の臓器の不調にも繋がるなど、完全に切り離して考えることはできません。心理的なものも同じことがいえます。心に大きなストレスを抱えていても、表面上には出てくることはあまりありません。そのため、表に身体的安症状が出ている時には相当なストレスがかかっていると言ってよいです。治療を進めていくためには自分の意思も必要ですが、周囲の助けも必要であることを把握しておきましょう。

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ストレスを考える

悩む女性

もしストレスの多い生活をしているのであれば、本当にそれに耐えられているのか、何か対策が必要でないのかを確かめるべきです。心身症はストレスを受け続けることによって起こってきます。

あらゆる箇所に出る症状

聴診器

身体のある部分に異変が出てしまった場合、それを専門の医療機関で対策することになります。しかし、心身症は全身に症状が出るもので、消化器から呼吸器、内分泌系にまでストレスの影響がみられます。

精神療法が重要

聴診器をかけた医者

薬を飲むことで心身症による身体に発生している症状はある程度楽になります。しかしそれは根本的な解決になることはありません。ストレスの軽減、ストレスへの耐性をつけていくことがとても大事です。